2011年4月23日土曜日

Up in the Air マイレージ、マイライフ

This review may contain spoilers.

This movie was very realistic and hit to close to home.
After concentrating on my career too much like Ryan, my golden years might be spent in loneliness.
Even though I am an experienced practitioner, technology will take my job in the future.
I watched a few movies in which George Clooney stars before and I was not interested in him.
However I recognize that he is a good actor in this film.
I know two great female actress - Vera Farmiga plays Gerge's love interest and Anna kendrick as his overly zealous co-worker. It was nice to get to know these two new faces.
Rom-Coms usually have a happy ending. The storyline is different from anything I've watched, which is also something I loved about the film.

この映画はすごく現実味があって身につまされました。
ライアンのように仕事だけの人生の後は孤独だけが待っているんだろうとか、今はベテラン社員だけれど将来はテクノロジーにとって代わるものなのかもなど考えさせられました。ジョージクルーニーの作品は今までいくつか見たしあまり彼には関心がなかったけれど、この映画で彼はいい役者だと見なおしました。
二人の素晴らしい女優たち、ジョージの恋人役を演じたヴェラフ・ファーミガやジョージの同僚でやたらに張り切る後輩役のアナ・ケンドリックを知りました。この二人の女優さんを知りえたのは収穫でした。
ロマコメは普通ハッピーエンドで終わるものですが、話の展開が今まで見たものと違って、そこがこの映画の気に入ったところでもあります。

辞書で調べたところ、up in the airとは未決定の、不確かなという意味がありました。おそらくこの映画は①飛行機の中にいる②まだ不確かなの2つの意味を持ち合わせているのでしょう。あることがup in the airならそれについてまだ何も決定されていないという意味になります。
Everything is still up in the air.
まだ何も決まっていません。
My schedule is completely up in the air.
私のスケジュールは全く未定です。


<あらすじ>
リストラ宣告人として全米を飛び回り、煩わしい人間関係を回避して身軽で気ままな人生を送ってきた主人公が、2人の女性との出会いをきっかけに、それまでの生き方や人とのつながりについて見つめ直していく姿を、シニカルな中にも優しい眼差しを込めて綴る。 企業のリストラ対象者に解雇を通告する“リストラ宣告人”の仕事で年間322日間も出張しているライアン・ビンガム。自らの講演でも謳っている“バックパックに入らない人生の荷物はいっさい背負わない”をモットーに人間関係も仕事もあっさりと淡泊にこなし、結婚願望も持たず家族とも距離を置いたまま、ただマイレージを1000万マイル貯めることが目下の人生目標となっていた。だがそんな彼も、2人の女性と出会ったことで人生の転機が訪れる。ひとりは、ライアンと同様に出張で飛び回っているキャリアウーマンのアレックス。同じ価値観を持つ彼女とはすぐに意気投合し、互いに割り切った関係を楽しむことに。もうひとりは、将来を有望視され入社してきた典型的現代っ子の新人ナタリー。彼女は、ネット上で解雇通告を行い出張を廃止する、というライアンの立場を脅かす合理化案を提案、さらには彼女の教育係に当てられてしまう。しかしライアンは、そんな彼女たちと接していくうち、これまでないがしろにしていた人との“つながり”の大切さに気付かされていく…。(allcinemaより)

2011年4月4日月曜日

The Lovely Bones ラブリーボーン

I can't find the words with which to describe my feelings after I finished watching this film.
Anger, Fear, Sorrow, grief...
I was controlled by a strange felling that I can't express.
That means that this film made a big impression on me.
I groaned in my sleep since I can't get the images of the murder out of my mind last night.

この映画を観終わった後、気持ちを表現する言葉が見つかりませんでした。
怒り、恐怖、悲しみ、嘆き。
なんと表現していいかわからない感情に支配されるとは。
それだけ印象に残った映画とも言えます。
昨晩はどうも殺人のイメージが頭に残ってうなされてしまいました。

両親にマーク・ウォールバーグ&レイチェル・ワイズ、祖母役にスーザン・サランドン。
監督ピータージャクソン、制作スピルバーグという豪華な顔ぶれです。

<あらすじ>
優しい両親とかわいい妹弟に囲まれ、楽しく幸せな毎日を送っていた14歳の少女、スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)。
初恋の予感に胸をときめかせていたある冬の日、彼女は近所の男(スタンリー・トゥッチ)に無慈悲に殺されてしまう。
最初は自分が死んだことにも気づかなかったスージーだが、やがて天国の入り口に辿り着く。
そんな中、犯人は警察の捜査を切り抜け、平然と日常生活を送っている。
一方、愛する娘を失った家族は深い悲しみに暮れていた。
やがて、父親(マーク・ウォールバーグ)は残された家族を顧みず犯人探しに妄執し、自責の念に苛まれていた母親(レイチェル・ワイズ)はそんな夫に耐えられずに、ついに家を出てしまう。
バラバラになっていく家族を、ただ見守ることしかできないスージーだったが…。(allcinemaより)

基本はファンタジー。でも過去の幽霊モノのようにあの世で成仏できないゴーストがこの世の家族や友人、恋人を助け殺人事件が無事解決なんていうベタなストーリーをイメージしたら裏切られます。最初から犯人はわかっているので犯人探しの謎解きは必要なし。多くの伏線がはってあり、伏線とストーリーの関連性を考えながら観るのが面白いです。