2011年5月8日日曜日

CRAZY HEART クレイジー・ハート

This review may contain spoilers.

It was a wonderful movie.
Actually, this movie didn't end up happily. But with Jeff Bridges and Maggie Gyllenhaal, it really never could go wrong. After a broke-down, boozy old country singer (Jeff Bridges) met a female newspaper reporter (Maggie Gyllenhaal), he is revitalized by her. The movie draws on his thinking processes. I like the storyline and it's twists. I rarely listen to the country music, however I enjoyed some of the songs in the movie.
親子ほど年齢の離れた二人は取材を通して意気投合、関係を深めていく

<あらすじ>
57歳のカントリー・シンガー、バッド・ブレイクは、かつては一世を風靡したこともあるものの、すっかり落ちぶれた今では場末のバーなどのドサ回りで食いつなぐしがない日々。新曲がまったく書けなくなり、かつての弟子トミー・スウィートの活躍にも心穏やかではいられず、酒の量ばかりが増えていく。そんなある日、地方紙の女性記者、ジーン・クラドックの取材を受けることに。親子ほども年の離れた2人だったが、思いがけず一夜を共にしてしまう。しかし、離婚の痛手を抱え、4歳の息子と2人暮らしのジーンは、関係を深めることに躊躇いをみせる。そんな中、巨大スタジアムで公演を行う弟子のトミーから共演の依頼が舞い込むバッドだったが…。

<レビュー(日本語)>
素晴らしい映画です。
実はこの映画はハッピーエンドではありません。でもジェフ・ブリッジ(アカデミー賞主演男優賞受賞)とマギー・ギレンホール(助演女優賞ノミネート)の素晴らしい演技だったせいか全く嫌な終わり方じゃないところはさすがです。
だめんずなアル中の初老のカントリー歌手がある女性の新聞記者に会って、生き方そのものを再生する物語です。映画は彼の心境の変化をうまく描いています。話の筋も気に入りましたし、最後の思わぬ展開も良かったです。カントリーミュージックはほとんど聞きませんが、映画の中の曲はとても楽しめました。T=ボーン・バーネット、ライアン・ビンガムの『The Weary Kind』はアカデミー賞歌曲賞を受賞しています。

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